支部長:牧村 直樹 このたび、2025年4月の定時総会において、建設コンサルタンツ協会中部支部の支部長を拝命いたしました牧村直樹です。微力ながら精一杯取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。まずは、日頃より協会活動に対しご理解とご支援をいただいている会員各社の皆様に、心より感謝申し上げます。
建設コンサルタント業界は、インフラの整備や防災・減災において重要な役割を担う存在として、極めて重要な役割を果たしております。特に近年は、激甚化・頻発化する自然災害への対応や、気候変動への備え、さらにはICT・DXの活用による業務の高度化が求められており、我々の責務と期待はますます大きくなっています。
中部支部としても、地域特性を踏まえた災害対応の強化や、技術力の継承と向上、担い手確保、そして若手技術者の育成と働き方改革の推進を重要な柱として取り組んでまいります。今後も担い手確保や業界認知度向上のため、大学等への業界説明、「建設コンサルタントフェア」や「カルチャーセミナー」などの開催、会員間の交流・業界説明の場を充実させるとともに、発注者との意見交換会を通じて、現場の声を施策に反映させていただきます。
また、本部事業と連携しながら、業務量の拡大、技術者の処遇改善、人材確保・育成、災害支援、DX推進など、協会全体の課題にも中部支部として積極的に対応してまいります。
中部支部には現在、約100社の会員企業が入会されており、それぞれが地域のインフラを支える重要な担い手です。会員の皆様と支部役員が一丸となって支部の活動をより一層活発なものとし、業界の持続的な発展に貢献していく所存です。
微力ではございますが、誠心誠意努めてまいりますので、引き続きご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。